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大阪万博 [ときどき書く日記]

ちょっと前に、大阪万博で、
約50か国が独自のパビリオンを建てる予定だったのに、
必要な建設申請が未だにゼロであるというニュースをやっていて。

だよね、と思いましたです。

テーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」なんだそうですけど。
大阪万博のHPには、次のように書いてありました。

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「万博」では新しい技術や商品が生まれ
生活が便利になる「きっかけ」となります。
エレベーター(1853年、ニューヨーク万博)
電話(1876年、フィラデルフィア万博)
ファミリーレストラン、ワイヤレステレフォン、電気自動車、動く歩道(1970年大阪万博)
ICチップ入り入場券、AED、ドライミスト(2005年愛知万博)
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そうなんだ、万博って、いろいろな技術を展示するのが目的なんですね。
(それも知らなかったのか、と言われそうですけど。)

だけど、もし万博がそういうものなんだったら、今、万博をする意味あるの?と
私は思ってしまいましたですよ、ええ。

1853年にニューヨーク万博に行って、エレベータに乗ってみた人は
そりゃあ、びっくりしたでしょうね。
そういえば、渋沢栄一の大河ドラマの中に、
渋沢栄一がパリ万博に行って、エレベータに乗ってみてびっくりする話があったような。

当時は、海外の先進技術を目の当たりする機会なんて、
そうはなかったんだと思います。
だから、そういうのを全部集めて展示して、みんなで共有するということは
とても楽しかっただろうし、重要な意味があった。

でも、これだけ交通とか通信技術が発達した現代においては、
どこかに行かないと見られない技術なんて、あんまりないです・・・。
つまりは、万博の使命はとっくに終わっているんじゃないでしょうかねえ。

しかも、日本にも、それこそ大阪にだって、
世界中の人に見てもらいたいものなんて、ないだろうに。

ただ、大阪に観光客を呼ぶため、カジノを作るためだけなら、
大枚をはたいて万博をやるなんて、もうやめた方がいい。

ましてや、国の税金を投入するなんて、絶対にやめてくれ。

・・・・と私は思うのであります。

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