辺野古代執行

辺野古代執行訴訟で、沖縄県の訴えが退けられた。
何だか、いやな気持になった。
地方自治体の代執行を国が行うなんて、前代未聞なのだそうだ。
それを強行するって、沖縄県の人に対してかなり失礼だろう、と思う。
何だかすごくすごく嫌な気分になった。

最初から辺野古の基地建設には変な話ばかりがついてまわる。
軟弱地盤だとか、辺野古に基地ができても普天間基地はなくならない、とか。

地盤が弱すぎて基地建設が難しい土地で
美しい海を破壊してまで、そこに基地を作りたいのは誰なのか。
最初は、普天間基地が住宅地に近すぎて危ないから基地を移すという話だったと
記憶しているが、辺野古ができても普天間がなくならないのだったら、
なぜ辺野古にそんなに無理をして基地を建設する必要があるのか。

理屈が通らないことが多すぎる。

基地を作りたいのなら、地元の人に納得してもらえるように
きちんと説明したらどうなのか。
沖縄県の人々は、最初からずーっと説明を求めている。
それをなぜしないのだろう。

沖縄だけにどんどんアメリカ軍の基地が増えていくことに
本州に住んでいる私たちはうしろめたさを感じる。
それだったら、説明だけでも、きちんとしなければ嘘だろう。

納得のいく説明をしてほしいと本当に願っている。
説明できない、後ろ暗いことがあるのなら、やめたほうがいいよ、とも思う。