補選

島根一区（だっけ？）の補選が騒がれている。
細田氏が亡くなって、欠員が出たからだ。

補選で立憲の「亀井亜希子」さんという名前が聞こえてくる。
あ、この人、あの人ですね？

細田氏は、前回の衆院選で自分がこの人に負けるのではないかと恐れて、
同姓同名（確か、漢字が違ってたが）の候補者を立候補させたのではなかったか。
ニュースでは、細田氏が立候補させた、とはっきりは言っていなかったけど、
でも、そんな変なことをするのは、ほかの人では考えられないですよね？

そこまでして勝とうとしたわけですが、
結局、亀井さんが出てきたのだなあ、と、何となく因縁を感じたのでした。
まだ亀井さんが勝ったわけではないんですけど、
それでも、何となく「盛者必衰の理」という言葉を思い出すのであった。

タンタン

王子動物園のパンダのタンタンが3月末に息を引き取った。
ずっと闘病生活だったが、ああ、とうとう、と悲しく思う。
神戸のお嬢様。

飼育員さんが「X」にあげてくれるタンタンのかわいい様子を
毎日楽しみに見ていた身としては、やはり悲しい、の一言である。
特に、飼育員さんの気持ちを思うと、悲しさはひとしお。

YouTubeに王子動物園の会見が上がっていて、それを見たけど、
ちょっと疑問に思った。
新聞社の記者が質問するのだけど、「どうなんだよ？それ」と思うような
質問が多かった。

一つの傾向は、「それ、タンタンと関係ある？」という質問。
「現在、日本には何頭パンダがいるのか。」が典型である。
そんなの王子動物園に聞いてどうするのよ、そのくらい予め調べてきなさいよ、
と思った私が変なのか？
昔の新聞記者は、こういうことは
知らなくても知っているふりをしていたような気がするな。

もう一つの傾向は、「そんな酷な質問する？」という質問。
「最期にどんな言葉をかけたのか」という質問に、
今にも泣きそうな顔で「帰って来いよって」と答えた飼育員さんに
「帰って来いよ、ってどういう意味なのか、もう少し詳しく」と聞いている人がいた。
そんなこと、聞く？

タンタンの最期の状況をもう少し詳しく知りたかったのだとしても、
それを飼育員さんに聞くのは、ちょっと変じゃないでしょうかね？
それは、獣医さんに「蘇生のための処置はしたのでしょうか。」とか
そういうふうにあくまで事実を尋ねるべきことだと思うのだけど、違うでしょうか。

タンタンを毎日家族のように見守ってきた飼育員さんが
「帰って来いよ」と言ったら、
タンタンにもっと生きていてほしい、という意味以外に
何か別の解釈がありますかね？

うまく言えないのだけど、新聞記者の質問があまりに素人っぽくて、
会見を最後まで見られなかった。